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私の留学レポート:アメリカ?ディキンソンカレッジ~高桥庆さん(1)~
国际教养大学では1年间の留学が必须となっています。语学留学ではありません。専门科目を现地の学生とともに履修し、本学での卒业単位の一部として认められる必要がある、「本気」の留学。学生が、それぞれ深めたい学问分野に応じて200以上ある海外提携大学の中から选択します。良いことばかりじゃない、ときには苦しいことや辛いこともあるのが础滨鲍の「本気」の留学です。ここでは、そんな学生一人ひとりのストーリーを自身の言叶でレポートしてもらいます。
今回は、アメリカに留学中の高桥庆さんのレポート第1弾をご绍介します。
こんにちは!愛知県出身で2023年春入学の高橋慶です。現在はグローバル?コネクティビティ领域に所属しています。これから3回にわたって私の留学レポートをお届けします。これから留学を考えているみなさんに少しでも参考になれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

多角的に学问を探求したいという思い
私は、アメリカのペンシルベニア州カーライルに位置するディキンソンカレッジ(Dickinson College)に留学しています。1783年に設立された歴史ある大学で、学生数は約2,000人。少人数制のリベラルアーツ教育が徹底されており、46の専攻分野を持つ多彩なカリキュラムが魅力です。カーライルは、アメリカのローカルな雰囲気が漂う、落ち着いたカレッジタウンです。
础滨鲍の交换留学制度では、一部の大学を除き、留学先での授业料が免除されますが、ディキンソンカレッジでは授业料に加え、寮费と食费も免除されており、経済的にもありがたい环境で学ぶことができています。
もともと英语以外の言语を习得したいという思いがあり、ヨーロッパ圏への留学も検讨していました。しかし、英语圏へ留学することで専门性の高い授业を受け、よりアカデミックな议论の中で自分を锻えることができると思い、アメリカを选びました。アメリカの提携校の中でも、ディキンソンカレッジはリベラルアーツ?カレッジとして、幅広い分野の授业が开讲されています。加えて、少人数の授业で他の学生や教授と密にコミュニケーションを取ることで自分にない视点に触れ続け、多角的に学问を探求できると思い、留学先に选びました。
価値観の多様性がもたらす体系化された学び
現在は哲学や心理学を中心とした人文?社会科学系の授業を履修しています。どの授業も少人数で行われており、教授だけでなく学生同士も積極的に意見交換しながら進んでいくのが特徴です。たとえば「Culture and Psychology(文化と心理学)」という授業では、西洋に多く見られる個人主義と、東洋に多い集団主義という価値観の違いについて学びました。さらに「Ethical Theory(倫理理論)」の授業では、「幸せとは何か」という問いをめぐってディスカッションが行われましたが、その中で、アメリカの学生が「個人としての幸福」に焦点を当てているのに対し、私は「周囲との関係性」を含めて幸福を考えていることに気づきました。こうした気づきから、異なる授業で学んだ内容が互いに結びつき、自分の中で学びが体系化されていく感覚を実感しています。また、異なる価値観を持つ人たちに囲まれることで、それまで当たり前だと思っていたことを見直すきっかけにもなり、今まで気づかなかった自分自身の考え方や価値観に触れることができました。また、日本語の授業でティーチング?アシスタントもしており、日本語学習者の視点から母国語を改めて考えてみたり、アメリカの学生がどのように日本の文化を見ているのかを知ることができたりと、貴重な経験ができています。

自ら踏み出す一歩が留学生活を豊かにする
留学生活を通して强く感じているのは、自分から行动することの大切さです。初めての海外生活で分からないことや戸惑うことがたくさんありました。惯れない环境での新しい挑戦の连続でしたが、そんな中でも、自分から一歩踏み出せば必ず谁かが手を差し伸べてくれることを何度も実感しました。ディキンソンカレッジは小规模な大学ということもあり、学生一人ひとりへのサポートがとても丁寧だと感じています。不安を感じたときに教授に相谈に行くと、亲身になって话を闻いてくれました。トラブルで寮の部屋に入れなかった时や、希望していた授业が満席だった时など、柔软に対応してもらえました。学外でも地域の人々はとても温かく、スーパーで买い物をしていた际に自分が留学生だと伝えると、一般のお客さんでさえ亲切に话をかけてくれるなど、多くの场面で优しさに触れることができました。
このような経験を通して、自分でアクションを起こすことがどれほど大切かを実感しました。それは困ったときだけでなく「何かに挑戦してみたい」と思ったときにも同じです。受け身でいるのではなく、自ら机会をつかみにいく姿势が、留学生活をより豊かにしてくれると実感しています。
一つひとつの経験に真剣に向き合いたい
この1年间、私はすべてのことに全力で取り组みたいと思っています。授业はもちろん、课外活动や地域での交流、友人とのコミュニケーション、町の散策や観光等、やりたいことが次から次へと出てきて、既に时间が足りないほどです。すべてを体験し尽くすのは难しいかもしれませんが、一つひとつの経験に真剣に向き合い、全力で楽しみたいと思っています。
特に嬉しいのは、哲学という自分が梦中になって学べる分野に出会えたことです。本を読んで「こう书いてあるけれど、自分はどう感じているんだろう」と考えたり、他の学生の意见を闻いて「そんな考え方もあるんだ」と気づいたり、毎回の授业が新しい発见の连続で、わくわくしながら学んでいます。また、ディキンソンカレッジがあるカーライルは、フィラデルフィアにも近く、少し足を延ばせばニューヨークやワシントン顿.颁.にも访れることができる场所にあります。キャンパス内にはヨーロッパ系やアジア系など、さまざまなルーツを持った学生が集まっていて、多様な価値観に日々刺激を受けています。今后はクラブ活动やイベントにも积极的に参加し、自分の视野を広げていきたいと思っています。留学が终わってから「あれもやっておけばよかった…」と后悔しないように、毎日を大切に、悔いのない一年を过ごしたいです。
これからの自分をつくる発见と経験
留学は、惯れない新しい环境の中で过ごすことになります。思うようにいかず、モヤモヤしたり、イライラしたりすることも少なくありません。逆に「これ面白い!」と、今まで気づかなかった自分の新たな一面に出会えることもあります。そんな时が、自分と向き合うチャンスだと思います。ふと立ち止まって「どうして今イライラしているんだろう」「なんで今こんなにわくわくしてるんだろう」と自分に问いかけてみると、毎日の中にたくさんの発见と成长があることに気づきます。これは留学に限った话ではなく、日常の中でも同じことが言えると思います。「なんでこの大学に行きたいんだっけ」「なんでこの勉强がしたいんだろう」といった问いを自分に投げかけることで、自分が本当にやりたいことが见えてきます。そしてそれが见えたとき、多少の困难も乗り越える力になるはずです。
留学は、自分と向き合い、自分の新たな一面に出会える贵重な机会です。异なる文化や価値観を持った人たちと関わる中で、うまく伝えられずもどかしさを感じることもありますが、その一方で「そんな考え方もあるのか」と新たな视点を得ることもできます。だからこそ「自分と向き合う时间」を大切にして、留学中の気づきを得たのち、それがこれからの自分をつくっていく大きな力になると思います。
国际センターから一言
アメリカ留学と聞くと、生活費や学费等の費用が他の国より高いというイメージが強いかと思います。しかし一方で、アメリカの高い教育水準が世界的に認められており、世界的に著名である教授からの講義を受けられること、受講できる科目が非常に多様であること、またキャンパスの生活がとても豊かであることなど、アメリカの大学で学ぶメリットはたくさんあります。
ディキンソンカレッジと本学との協定により、ディキンソンカレッジに留学する麻豆直播生は留学费用の大部分を占める寮費と食事代が免除されます。生活費は比較的高額なままですが、この制度により麻豆直播生の経済的な負担が軽減され、学業に専念することができます。今回、高橋さんがこの貴重な機会を利用して充実した留学生活を送られていることが分かり、国際センターも嬉しく感じています。
英語版ウェブサイトでは、留学生たちの本学での留学体験記を「Student Voice」として紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。